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構図の考え方

●構図の基本

 

●視覚の優先度

(1)言葉に出来る形 > 言葉では表せない形

(2)言葉に出来る動作 > 言葉に出来ない動作

(3)大きい > 小さい

(4)彩度が高い > 彩度が低い

(5)コントラストが強い > コントラストが弱い

(6)意味の差が強い > 意味の差が弱い

(7)先端が尖っている物 > 先端が尖っていない物

(8)直線的 > 曲線的

(9)描き込み量が多い > 描き込み量が少ない

(10)数が多い > 数が少ない

(11)動いている物 > 静止している物

(12)規則的に配置されている > 乱雑に配置されている

(13)重なりそうで重ならない隙間がある > 完全に重なっているか隙間が広い

(14)赤系統の色 > 青系統の色

 

●視線の流れ

(15)(1)~(14)の優先度が高い方から低い方へ視線が流れる

(16)尖っている物の先端に向かって流れる

(17)細長い物の先に流れる

(18)生物の視線の方向に流れる

(19)余白、抜けの空間に向けて流れる

(20)画面内で止まる流れと、画面外に抜ける流れがある

(21)画面内で止まれば静的に、画面外に抜ければ動的な構図になる

(22)形状に沿って流れる

(23)連続性のあるものを追って流れる

(24)流れを画面全体に行き渡らせる

(25)遠近は視線の流れを決定しない

 

●与える印象

(26)色は複雑な感情を表現できる

(27)上の物ほど軽くて弱い、下の物ほど重くて強い

(28)左の物は弱いが動きそう、右の物は強くてどっしりと構えている

(29)左から右は進む、右から左は戻る

(30)画面が傾いていると不安定、真っすぐだと安定

(31)俯瞰は客観的、アオリは主観的

(32)俯瞰は遠い、アオリは近い

(33)余白が広いと落ち着きがあり、余白が狭いと圧迫感がある

 

●大まかな塊

(34)意味的な関係性があると一つの塊に見える

(35)色相が近いほど塊に見える

(36)描き込みの量が近いほど塊に見える

(37)物理的な距離が近いと塊に見える

(38)立体の陰影の影響を受けあっていると塊に見える

 

●技術的な要素

(39)輪郭線は隣り合う色面を断ち切る

(40)線の強弱で物体の明暗を表現できる

(41)筆のタッチが見える > 筆のタッチが見えない

(42)想像で補完出来ない物を隠さない

 

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